∟　建設キャリアアップシステム

建設キャリアアップシステム（CCUS）とは

建設キャリアアップシステム（CCUS）とは、建設業における技能者ひとり一人の就業実績や保有資格、社会保険加入状況や現場の就業履歴などを登録し、技能の公正な評価、工事の品質向上、現場作業の効率化などにつなげるシステムです。
建設業界は長く人出不足に悩んでいます。
2024年9月の国交省の発表によると、建設業の技能者のうち、60歳以上の割合が約４分の１を占める一方で、29歳以下は全体の約12％となっています。
建設キャリアアップシステムは、技能者の能力や経験等が適正に評価され、若い世代が安心して働き続けられるように業界環境の改善がなされていくことを目的に整備された制度です。

 

建設キャリアアップシステムでできること

建設キャリアアップには、大きく分けて「①技能者者登録」と「②事業者登録」があります。

 

①技能者登録
現場で働く技能様についての登録を、「技能者登録」と言います。
技能者登録を行うとカードが発行されます。
このカードを毎日現場に入るときにリーダーにとおすことで、就業経験が蓄積されていきます。
これによって、「どんな現場で」「いつ」「どんな立場で」仕事をしたかの情報が貯まっていきます。
技能者登録は、所属する会社をとおして代行申請してもらうのが確実です。

 

②事業者登録
元請・下請の事業者様についての登録は「事業者登録」といいます。
事業者様は会社情報を登録し、事業者IDを取得します。
そして元請事業様は現場・契約情報を登録し、カードリーダーやパソコン等を用意します。
下請事業者様と「事業者間合意」を行い、施工体制を組みます。

弊所は、建設キャリアアップシステムで代行申請を行うための事業者ＩＤを取得しており、
技能者登録および事業者登録の代行を承っております。
お気軽にお問い合わせください。